会社や施設内で手軽に情報のやり取りをするなら、インカムがおすすめです。
しかし無線機は多くの人にとってあまり馴染みのない機械だけに、どのタイプを導入するか判断が難しいですよね。
今回はトランシーバーとインカムの決定的な違いやそのメリットについてまとめました。
一言で表すと、「ヘッドセットやイヤホンがついているトランシーバー」をインカムと呼びます。
トランシーバーという名前は、送信機(トランスミッション)と受信機(レシーバー)という英単語の組み合わせから生まれています。受信と送信の機能さえついていれば、ヘッドセットの有無や用途の違いに関わらずトランシーバーと呼ぶのです。
インカムという名前は「インターコミュニケーションシステム(内線通話機器)」を短くしたものです。本来はコンサートホールなど特定の場所に設置された内線用の通信装置のことなのですが、簡単に言うと「内線として使われる、ヘッドセット付きのトランシーバー」のことです。
トランシーバーとインカムは用途の違いが多少あっても、電波で他人と情報をやり取りするという基本的な機能については同じです。
トランシーバーとインカム、どちらも手軽で費用が安いという強みがあります。詳しくご説明いたします。
トランシーバーやインカムには、音声の受信と送信の二つの機能しかありません。操作が必要なのは声を送りたいときのみで、本体のボタンを押しながら話すことで同じチャンネルでつながっている全員に話を伝えることができます。
受信する際は、電源が入った状態でチャンネルさえ合っていれば操作不要です。ワンプッシュで情報を共有できる、操作の簡単さと手軽さが強みなのです。
トランシーバーやインカムは、本体の購入費用やレンタル料金だけで利用できます。パソコンと無線のマウスをつないでも通信料金はかからないように、本体どうしのやり取りにはお金がかかりません。より長く、より多く使用することでコストが安くなるのです。
トランシーバーやインカムでは、一度に一人しか話すことができません。携帯電話のように同時に話せないため不便だと思うかもしれませんが、実際には交互に話すほうが情報伝達の速度は上がります。トランシーバーやインカムは電波法の決まりにより一度に最大30秒までしか話せないため、内容を端的に話す必要があります。
時間制限があるなかで情報をできるだけ速やかに伝えようと思えば、話す内容は自然とコンパクトになります。
一般的にレンタルや購入ができるトランシーバーは、話すときも聞くときも手に持って使うことになるためどうしても片手がふさがってしまいます。 その点、インカムはハンズフリーで使用できるため、ほかの作業を中断することなく情報を聞いたり伝えたりすることが可能です。
ヘッドセットやイヤホンマイクを利用すると、周囲がうるさい環境でも音声が聞き取りやすく、声も明瞭に伝わります。 機械等を使う工場や事務所、混雑するアミューズメントパークやイベント会場で使用する場合には最適です。
トランシーバーとインカムの違いはヘッドセットの有無です。費用が安いうえ効率よく情報伝達ができる無線機は、たいていの場合どちらを選んでも問題ありません。
しかし、目的や利用する環境によってはヘッドセットが付いているインカムが便利です。いきなりの購入はハードルが高いという人は、まずはレンタルから試してみてはいかがでしょうか。
レンタル 業者 |
無線機レンタル料金(日/台) | |||
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1泊2日 | 2泊3日 | 3泊4日 | ||
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980円~ | 980円~ | 980円~ | |
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要問合せ | 1,000円~ (マイク付) |
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1,650円~ | 1,650円~ | 要問い合わせ |
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