トランシーバーなど無線機を使用する場合、気をつけておきたいのは「混信」です。使用周波数と同帯域の電波が混信すると、通信が停止するなど円滑な通信ができなくなります。混信の影響を避けて快適な無線通信を利用するにはどうしたらいいでしょうか。ここでは、無線機における混信と対処法について解説しています。
そもそも混信とはどういうものでしょうか?混信とは、無線機などで電波の送受信をするとき、同一周波数や隣接周波数の電波が互いにぶつかり合い、電波が入り交じり混雑して正常な送受信ができなくなることです。
例えるなら、道路が交通渋滞を起こしてスムーズに通行できなくなっている状態です。周波数という名の限られた道路の中を、たくさんの電波が飛び交って一杯になったとき、正常な送受信を困難にする混信が起きてしまいます。
混信が起こる原因を、より具体的かつテクニカルに説明すると、「同一周波」や「簡易業務用無線機」の使用では、限られた周波数帯を分け合って通信を行うため、既に他の誰かが利用しているチャンネルを自分も利用しようとすると、電波がぶつかり合って混信が起こります。
無線機で混信が起こるとどうなるのでしょうか?ダイレクトな影響としては、使用周波数と同帯域における通信の停止や、円滑な通信ができなくなることがありますが、より深刻な懸念材料としては、混信に乗じた第三者による「傍受」「盗聴」があります。
上記のような心配はIP無線機の場合は不要ですが、混信が起きる可能性が高い特定小電力トランシーバーや簡易業務用無線機を使用する場合は、注意が必要です。どのように対処できるでしょうか。
無線機の内、特定小電力トランシーバーと簡易業務用無線機の場合は、不特定多数のユーザー共有して使うチャンネルが埋まっているときに混信が起こります。よって混信を回避する方法は、「空きチャンネルを探す」か「合わせたチャンネルが空くのを待つ」ことです。
合わせたチャンネルが埋まっていなければ、混信が起こることはありません。無線機の使用前にチャンネルを設定し、「どなたかこのチャンネルを使用されていますか?」と確認をとってみましょう。応答がなければチャンネルが空いているということなので、そのままチャンネルを利用して通信を楽しむことができます。
なお、簡易業務用無線機の場合、最近販売されている機種は以前より多くのチャンネルを搭載していますので、混信が起きても空きチャンネルを探すのは容易です。また、IP無線機ならそもそも混信の心配がありませんので、特定省電力トランシーバーや簡易業務用無線機を使用している場合は、IP無線機に移行するという方法があることも知っておくといいでしょう。
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