福祉施設におすすめの無線機・インカム

無線機

遠く離れた場所にいても相互間で通話できる無線機・インカムは、スタッフ間の連携が必要不可欠な福祉施設の現場で大活躍します。

ここでは、福祉施設での無線機・インカム活用シーンや導入事例、おすすめの機種をご紹介します。

福祉施設でのインカム（シーバー）活用シーン

福祉施設で無線機やインカムが活用できる場面について解説します。

医療機器の利用者が多い福祉施設では、機器に悪影響を与える危険性があるため、無線機・インカムの導入には慎重にならなければなりませんよね。

ですが、中には業務用トランシーバーのように高出力な製品ではなく、医療機器への影響が小さい電波方式を利用し、福祉施設でも使えるような製品もあります。

デイサービスでは利用者を車で送迎しますが、車いす利用者は介添えが必要なので、スタッフひとりで施設と車の間を行き来するのは大変です。

そんなとき、インカムがあれば駐車場から施設内にいるスタッフに連絡し、応援を頼むことが可能。いちいち施設内に入って応援を要請する必要がなくなり、送迎もスムーズにできます。

たくさんの人が一堂に会する福祉施設では、火事や地震などの災害が発生した際、迅速に対応しなければなりません。特に福祉施設は高齢で体の不自由な方も多いため、対応の遅れが命取りになる可能性が高くなります。

無線機・インカムがあれば、災害が発生しても、発見したスタッフがいち早くスタッフ全員に緊急事態を知らせられるため、迅速な対応を取ることができます。

実際に、福祉施設ではどのように無線機・インカムが用いられているのでしょうか。その導入事例をご紹介します。

無線機やインカムで連絡を行えば、施設のスタッフたちに対し、離れた場所からでも一斉に連絡事項を伝達できます。これまでは伝達事項を一人ひとりに連絡していたという施設で無線機・インカムを導入したところ、スタッフがすぐに動けるようになり、以前のような方法で連絡する必要がなくなったという例があるようです。

機種名	IP100H
メーカー	アイコム
種別	無線LANトランシーバー
特徴	IPネットワーク上で動作するインカムです。アクセスポイントを増設すれば手軽に通信範囲を広げられるため、入り組んだ施設内の通信システムとして活用できます。交互通話や同時通話、グループ会議、さらには文字の送受信もできるため、申し送りや連絡事項の伝達に重宝します。

機種名	DJ-PX31
メーカー	アルインコ
種別	特定小電力トランシーバー
特徴	幅52.8mm×高さ73.8mm×薄さ14.6mm、重さ約64gと超小型＆軽量のインカムです。かさばらないので持ち運びに特化しており、業務の妨げになりません。交互通話や交互通話中継モードなどにも対応しているため、幅広いシーンで活用できます。

機種名	WD-3000
メーカー	JVCケンウッド
種別	デジタルワイヤレスインターカム
特徴	機動性・柔軟性のあるコミュニケーションを実現したインカムです。最大8グループまでのグループ別運用が可能となっており、必要な情報を必要なスタッフに限定して指示・伝達できるところが特徴。他にもアナウンス放送や一斉連絡、個別通話などの通話機能を駆使し、さまざまなシーンに活用できます。

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